※『リニア関連』のバックナンバーは以下
→10月16日「リニア対策PTが始動!!」
→11月1日「リニア中央新幹線南アルプストンネル工事の行方は!?」
→1月21日「リニア問題の深掘りを進めています。」
桜の見頃の時期になりました。
新型コロナの影響で、卒業式も入学式もいつも通りではない形での開催になりましたが、そんな中でも、桜の咲く春は私たちを強く励ましてくれていますね!
さて、今日はリニア問題についての報告です。
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先般、静岡県議会2月定例会閉会日の記事をアップしましたが、実はこの日、全会一致で「リニア中央新幹線整備に関する決議」が可決されています。
これは、今後、国土交通省が交通整理役として静岡県とJR東海との間で対話が行われるにあたり、県議会としての思いをまとめたもの。
大事なポイントは、、、
◯大井川の水資源等への影響を回避することを大前提
◯流域住民の不安が解消されるよう、その声に真摯に耳を傾けること
◯本県とJR東海との間で対話が尽くされることを希求する
であり、
つまりは、急いで結論を出したり、安易な補償論議に応じたりしないことを全員で確認できたことになります!
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時代は21世紀、そして「令和」に移っています。
何か大きなことをするのが評価される時代ではなく、エビデンスに基づき、リスクを限りなく低減させ、より効果を発揮出来る事業を遂行することこそ、求められています。
リニア構想は昭和から始まっており、その時の時代背景と今とでは、様子もガラリと変わってきているのではないでしょうか?
科学的根拠に基づいた議論をしっかりと重ね、お互いの考えに寄り添った対話を尽くすこと。
今回決議したことを重く受け止め、今後もこの問題の動向を見守っていきたいと思います。
なお、リニア関連の本県の対応について、県民だよりに分かりやすく記載されていますので、是非ご覧ください!
↓ ↓ ↓
・県民だより2020年3月号(1/2)
・県民だより2020年3月号(2/2)