昨年12月に開かれた文教警察委員会の議事録が公開されたので、解説させて頂きます。
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/COMGIJI.nsf/3ddb2e6d4a2261164925687900195ccc/ef18d4dc5fd3c27849257c82001c1194?OpenDocument
今回の私の質問のメーンは、コミュニティスクールと補助教材の選定でした。
問題意識としては、教員の多忙化が叫ばれている中で、先生方があれもこれも抱え込まずに、もっと地域や保護者に業務を解放すべきだということです。
近年、モンスターペアレンツと呼ばれる悪質なケースもありますが、他方で良識ある保護者や地域の有識者はしっかり存在しています。
学社が健全に融合することで、こうした悪質なケースは減らせると思いますし、ひいては先生方の余裕を生むことにもつながります。
その一つの手段として、コミュニティスクールがあるということです。
また、昨年問題になった補助教材の選定。
こちらは、2月に新たな選定のためのガイドラインが設けられました。
これによれば、保護者への説明責任を明記するなど、ある程度の評価ができるものの、今後の運用には引き続きの注目が必要です。
子ども達の学力向上のために、本当に良い教材が適切に選ばれる。
当たり前の姿の向こう側に、反転攻勢の静岡県の教育があるのだと期待しています。