去る11月17日、グランドホテル浜松の鳳中の間において「山﨑しんのすけ 政経セミナー2020」を開催しました。
新型コロナの影響で開催自体が危ぶまれましたが、徹底した感染防止対策を施すとともに、来場に不安を感じられる方のためにオンライン視聴も可能にする、いわゆるハイブリッド方式を採用し、無事盛会のうちに幕を閉じることができました。
今回のセミナーでは、鈴木康友市長のご挨拶のほか、東京工業大学特命教授・名誉教授の柏木孝夫様と、東京都eスポーツ連合会長の筧誠一郎様を講師としてご招待しました。
国内でも屈指のエネルギーの専門家である柏木先生から(オンラインでの講演)は、政府が本格的に脱炭素社会へと歩み始めた中で、再生可能エネルギーの宝庫である浜松の優位性と可能性を大いに語って頂き、大変勉強になりました。
また、筧様からはZ世代への最も優れたアプローチ方法としてのeスポーツの潜在能力の高さ、そして地方創生へと繋がる様々なアイデア等を分かりやすく講演頂き、多くの参加者から参考になったとの声を多数頂戴することができました。
コロナ禍であっても全国どこからでもオンラインで瞬時に繋がり、コロナ禍だからこそ拝聴の価値あるお話が多くの皆さまと共有できる。
この貴重な経験を糧に、今後も新しい取り組みに積極的に取り組むことを新たに決意したところです。
そして私からは、この大変な今を「単なる危機」と捉えるのではなく、「大きな変革が起こりうるチャンス」としても捉える必要性を訴えました。
東京一極集中の優位性が揺らいでいる今、あれだけ遅かったデジタル化の波が到来している今、地方が本気で自立していくタイミングは今しかありません。
私は今年度、会派の政調会長として3つの部会(「環境・SDGs」「女性・若者」「多文化共生」)を立ち上げましたが、それらに対する思いは、とにかく地域内で経済を回す、生きたお金を循環させることです。
そのための武器となるのが、エネルギーであり、デジタルであり、サーキュラーエコノミーであり、そしてそれを動かしていくのが、若者、女性、外国人という方々です。
これらを上手く融合、マッチングすることで、県内のいたるところでイノベーションを巻き起こしていく。
元気で持続可能な地域を後世に渡していくために、これからも全力で駆け抜けて参ります。
引き続き、忌憚のないご意見をおまちしております!