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委員会議事録(H25.12定例会①)

昨年12月に開かれた文教警察委員会の議事録が公開されたので、解説させて頂きます。

http://www2.pref.shizuoka.jp/all/COMGIJI.nsf/3ddb2e6d4a2261164925687900195ccc/ef18d4dc5fd3c27849257c82001c1194?OpenDocument

今回の私の質問のメーンは、コミュニティスクール補助教材の選定でした。

問題意識としては、教員の多忙化が叫ばれている中で、先生方があれもこれも抱え込まずに、もっと地域や保護者に業務を解放すべきだということです。

近年、モンスターペアレンツと呼ばれる悪質なケースもありますが、他方で良識ある保護者や地域の有識者はしっかり存在しています。

学社が健全に融合することで、こうした悪質なケースは減らせると思いますし、ひいては先生方の余裕を生むことにもつながります。

その一つの手段として、コミュニティスクールがあるということです。

 

また、昨年問題になった補助教材の選定。

こちらは、2月に新たな選定のためのガイドラインが設けられました。

これによれば、保護者への説明責任を明記するなど、ある程度の評価ができるものの、今後の運用には引き続きの注目が必要です。

子ども達の学力向上のために、本当に良い教材が適切に選ばれる。

当たり前の姿の向こう側に、反転攻勢の静岡県の教育があるのだと期待しています。

韮山反射炉を視察。

韮山反射炉

去る1月16日、文教警察委員会の県内視察で、平成27年度の世界遺産登録を目指している韮山反射炉を視察。

ここは、九州・山口の近代化産業遺産群の一つにあたり、日本の製鉄技術導入の黎明期を象徴する重要な資産とのことです。

簡単に解説すると…

韮山反射炉は、現存かつ使用していた国内唯一のもので、鉄を溶かして、大砲などを鋳造するための溶解炉だそうです。

幕末当時、海外からの勢力に対抗するべく建設が進められたという経緯があり、その築造には、江川英龍という伊豆出身で当代一とも言われる頭脳の持ち主が指導に当たったとのことでした。

富士山に続く快挙なるか!?

是非、皆さんもお立ち寄り下さい(=゚ω゚)ノ