今の日本は、若者や子育て世代にお金が渡っていません。
実際に、30歳未満の相対的貧困率は特に高くなっていますし、格差の度合いを表すジニ係数も若年層の方が高く、不平等のあおりを受けています。
しかし、消費の主役は、こうした世代です。
私も3人の子育てを経験していますが、入ってきたお金のほとんどがあっという間に消えていきます。
=消費循環が活発だと言うことです。
日本のGDPの半分以上は個人消費が占めていますから、こうした世代にお金が渡らなければ、なかなか経済は活性化しません。
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それでは、どのようにしてお金を届かせるべきか。
方法は2種類あります。
→収入を増やすか、支出を減らすか、です。
例えば、収入増の施策としては、
・若者版ベーシックインカムの導入
・育休中の給与の保証
・子ども手当の増額
などが考えられます。
ベーシックインカムは、まだ議論がし尽くされていないと承知していますが、全国民に展開するのは非現実的だとしても、ターゲットと目的を絞った導入であれば可能性があると思っています。
特に、若者世代へ導入し、バイト等に費やし過ぎていた時間を有効に生み出すことができれば、自分磨きや夢に向かっての挑戦が行いやすくなります。
社会的にリターンが大きいこの世代への投資は積極的に行うべきです。
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逆に、支出を減らす施策としては、
・教育にかかる私費負担の軽減
・公的住宅支援による家賃軽減
などでしょうか。
特に、家計における最大の費目である住宅費に政府として補助を出すことができれば、相当な負担軽減となります。
欧米では、こうした住宅支援は当然のこととされており、日本円で換算して2〜5万円程度が手当てされていると聞きます。
若者世代の可処分所得を増やすため、早期に実現すべき施策だと考えます。
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このように、人生前半期の社会保障や投資を充実させることによって、お金が地域でしっかりと循環する社会を作っていきたいと思います!
リアルな暮らしを良くしよう!
このキャッチを現実のものにできるよう、本気で取り組みます!!