※『リニア関連』のバックナンバーは以下
→10月16日「リニア対策PTが始動!!」
→11月1日「リニア中央新幹線南アルプストンネル工事の行方は!?」
→1月21日「リニア問題の深掘りを進めています。」
→3月31日「全会一致。リニア問題に関する決議を可決!!」
→5月25日「リスクコミュニケーションなくしてリニア問題解決なし。」
タグ別アーカイブ: リニア中央新幹線
政調会長に就任。改革を進めてまいります!
先日の会派「ふじのくに県民クラブ」の総会において、新年度の会派役員が承認され、私は「政調会長」という役を預かることになりました‼️
政策実現を通して、社会の課題解決や県民の幸福度向上に寄与していくことを基本的なミッションとし、柔軟な発想で新しいことにも大いにチャレンジしていきたいと思います。
大事にしていきたいのは・・・
◯政策力
◯実現力
◯発信力
の3つの力を高めていくこと。
良い政策を考えても、実現しなければ意味がない。
実現したとしても、県民に届かなければ甲斐がない。
この「意味がない、甲斐がない」を180度回転させ、
「意味のある、甲斐のある」政調会活動を展開していきます!
また、当面の課題は・・・
◯新型コロナ対策に全力を尽くすこと
◯リニア中央新幹線問題の議論を深めていくこと
◯篠原地区野球場の基本計画を進めていくこと
◯WEBや足を使った広聴に務め、ニーズと根拠に基づいた政策立案を行うこと
◯価値ある情報をお送りすること
◯会派ブランディングを確立すること
◯来夏の知事選における対応
などなど、盛りだくさんです😌
まずは1年間、走り続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします!!
リニア問題の深掘りを進めています。
※『リニア関連』のバックナンバーは以下
→10月16日「リニア対策PTが始動!!」
→11月1日「リニア中央新幹線南アルプストンネル工事の行方は!?」
過日お伝えしたように、我が会派では「リニア対策プロジェクトチーム」が結成されており、様々な角度から議論を続けています。
特に、外部の方からのご意見は大変参考になるものも多く、最近では・・・
・静岡大学学術院理学領域 森下祐一教授
・NEXCO中日本 名井所長
から、PTメンバーでヒアリングをさせて頂きました。
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それぞれのポイントを列記すると、
(森下教授)
◆山梨側でのボーリング調査はしているが、静岡側ではしないのが疑問。
◆南アルプスの地質について、調査できていない部分が多々ある。
◆JRによれば、大井川の水が毎秒2.03トン減るというが、この計算方法には不確実性があると認めた。
◆2018年10月にJR社長が「湧水の全量を大井川に戻す」と明言されたことにより、ようやく議論できる前提が整ったという段階。
◆ただ、どのようにして水を出さないのかといった工法・アイデアについては、示されていない。
◆地下水についての影響調査はできていないという印象。
◆工事の進捗と並行して、随時リスク管理を行い、報告する体制構築が大切である。
◆JRはリニア新幹線の研究は進めてきたが、トンネル掘削の研究は怠ってきた。
◆南アルプストンネル工事は、青函トンネル以上の難工事で、世界でもこれだけのレベルの工事はない。
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(名井所長)
◆ボーリング調査は、あまりにも深いところではできないのでは。現実的には数10メートルくらいまで。(南アルプス工事では深さ1000メートル以上・・・)
◆普通、トンネル工事をする場合には、事前に井戸や沢の水位・状況をモニタリングして、リスクに備える。
◆事前協議の段階では、何年もかけて地元の心配事に応じて調査も行う。
◆補償は最大で30年。(恒久対応というが、それは30年が常識)
◆リニアの工事は、相当難しいと思う。深くなると土の圧力が高まり、トンネル自体が変形する可能性もある。
◆トンネルの地質が一番影響する。柔らかい砂地は難しい。岩であればやり易い。
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現在、静岡県からは「引き続き対話を要する47項目」について、JR側の見解を求め、その正式な回答を待っている段階です。
しかし、上記のようなヒアリングで得た内容と重ねれば、まだまだ満足のいく調査が行われていないのではと、私たちは判断します。
正直、専門的な話は分かりません。
でも、工事を進めたいJR側と、工事の影響が心配な大井川流域住民側とのリスクコミュニケーションを進めることが必要だということくらい分かります。
急がば回れ!!
全ての当事者が、一つ一つの問題に真摯に向き合えるよう、私たちも側面から支援していきたいと思います。
リニア中央新幹線南アルプストンネル工事の行方は!?
→10月16日「リニア対策PTが始動!!」