※コチラは、選挙公約チャレンジ6「人財育成」に関連しています。
おなじみとなったAI(人工知能)という言葉。
2045年には、AIが人間の脳を超えると言われる「シンギュラリティ(技術的特異点)」に到達するとか・・・
なかなか理解が難しいことも多いですが、
それでも今後、国や県がどのようにAIを活用していくのか、気になりますよね!?
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政府は今年6月、「AI戦略2019」を発表しました。
ここには、
・人材
・産業競争力
・技術体系
・国際
という4つの戦略目標が設定されていて、
これらに基づいた中で、今回、私が特に注目した取り組みが「教育改革」です!
政府は、年間に
・トップレベル人材100人
・世界で活躍できる人材2000人
・AIを自分の専門分野で応用できる人材25万人
・AIの基礎的な知識・技能がある人材を大学卒業者全員で50万人、高校卒業者全員で100万人
を輩出するという、とてつもない育成目標を掲げました。
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では、静岡県としてはどうするのか?
実は、県はこれに先立つこと本年2月に、「ふじのくにICT人材確保・育成戦略」を策定しています。
上で示したような各層の人材を、県としても獲得するための施策が盛り込まれているのですが、例えば、以前紹介した「TECH BEAT Shizuoka」がそれに当たります。
→ブログの参考記事はコチラ「TECH BEAT Shizuoka・大好評!!」
これはこれで素晴らしい取り組みなのですが、
ただ、トップレベル人材の確保は、全国一斉の獲得競争です。
となると、本県由来のプロパー人材を育成するという考え方が大切になってきます。
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そこで肝となるのが・・・
高校教育段階での取り組みです!
現在、静岡県教育委員会では、県内の高校の特色化を図るために、学校の再配置や専門科の設置などを進めています。
その中でも、浜松工業高校などではスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けて、理数科教育を重点的に実施し、情報産業人材の育成を行ってきました。
こうした高いレベルのAI人材を輩出できる学校を核として、周辺の中学や高校と戦略的に連携させる!
もちろん、教育界だけでなく、産業界も!!
今回は、そうした提案をさせて頂きました。
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これからの時代に、横並びではなく、突っ込んだ施策を。
引き続き、人材育成に全力を傾けてまいります!!