先週10月17日、私が所属する会派「民主党・ふじのくに県議団」一同で川勝知事のもとへ訪れ、次期基本計画に対する意見を提出して参りました。
これは、来年度4月から新たな総合計画を運用していくにあたり、あらかじめ会派の想いを知事に伝え、施策反映を図るための行動をしたというわけです。
総合計画はとても分厚いため、ここで紹介をすることはできませんが、「富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり」を基本理念に掲げ、「住んでよし訪れてよし」「生んでよし育ててよし」「学んでよし働いてよし」の理想郷を実現するためのグランドデザインが描かれているのです。
さて我が会派では、これまでの川勝県政の実績を評価しつつも、地震や津波に対する不安や、景気回復の実感がまだまだ乏しい経済・雇用情勢などの課題に早急にあたり、更なる魅力あるふじのくにづくりを実現するよう意見要望をしました。
他の会派も同じように意見を提出していますが、我が会派の特徴としては…
①持続可能な自治体運営を支えるため、県債残高の抑制や行財政改革の徹底を訴えている点。
②ふじのくにらしさを表現する言葉を大切にすべきという認識を持っている点。
でしょうか。
特に②については、川勝県知事と敵対する自民会派は正反対を主張。
いわゆる川勝造語を極力排除したいという思惑があるように思われます。
確かに、分かりにくいものは丁寧に説明を尽くすことが求められるでしょう。
しかし、リーダーの言葉、とりわけ川勝知事の言葉は大きな意味と期待感を有しています。
こうした動きをしっかり支えながら、適切な総合計画の策定、そしてその後の実行・評価・改善につなげていきたいと思います。