新年度に入り、この一年の議会スケジュールが徐々に分かってきましたが、僕の次の質問は6月定例会になる見込みです。
でもその前に、昨年12月に行った一般質問を少し振り返ってみたいと思います。
それぞれに、ブログ記事を書いていますので、ぜひ一度ご覧下さい!
新年度に入り、この一年の議会スケジュールが徐々に分かってきましたが、僕の次の質問は6月定例会になる見込みです。
でもその前に、昨年12月に行った一般質問を少し振り返ってみたいと思います。
それぞれに、ブログ記事を書いていますので、ぜひ一度ご覧下さい!
現在、我が会派では「子どもをいじめから守る条例」を県議会で策定したいと考え、プロジェクトチームを結成中ですが、ここでそのプロセスをご報告致します。
まず、会派内での勉強会を何度か重ね、条例制定の方向性などを協議してきました↓
次に、独りよがりの条例案にならぬように、県内の若者たちの意見を聞く機会を設け、それを参考としました↓
そして現在は、いじめ問題に関係する各種団体の皆さまから、条例案のたたき台についてヒアリングを行っているところです(写真は、静岡県公立高等学校PTA連合会)↓
今後は、これらの意見を集約した上で、いよいよ県議会の中で「協議の場」を設置し、各会派の意見調整を図っていくという流れになります。
いじめ根絶のために、社会の総力を結集したいですね!
またこの動きに並行して、私自身でも、昨年の一般質問で「いじめ問題」を新たな観点で取り上げました。
昨年起きた、名古屋の地下鉄でのいじめ自殺事件。
この時、学校側はいじめの事実を把握していませんでしたが、調べによると、少なくとも生徒の20人は、いじめを目撃したことがあると回答しています。
つまり、いじめには、加害者と被害者の他に、傍観者が存在しているということです。
とすれば、その傍観者を仲裁者に変えることができれば、決して命を落とすような事態には発展しないはずです。
ただ、残念ながら、日本の生徒は「弱い者いじめを見た時に、それを注意するか」という問いに対し、27%しか「はい」と答えなかったそうです。
(※アメリカ70%、中国・韓国50%)
しかしその実、94%の日本の生徒は、本当は「注意したい、助けたい」という思いを抱いているという結果も確認されています。
子ども達は、はじめからいじめ等を仲裁する能力を身につけているわけではありません。
ヨーロッパやアメリカでは、教育課程の中でこうしたスキルを学んでいるからこそ、思いを行動に移せるのです。
だから、日本でもそうしていこうよってことです!
そうすれば、子ども達自身で、いじめを防止できるんですから。
幸い、静岡県では、「人間関係づくりプログラム」なるものを各学校で展開していますが、まだまだ広がりは一部に留まっています。
これを、今後は広く展開し「いじめのない」「いじめが起きてもすぐに対処できる」学校づくりを進めていきたいく必要があります。
節目の5回目を迎えた「聞いちゃえ!しずおかの政治」。
今回は、学校での「いじめ問題」を取り上げました。
センシティブなテーマではありますが、政治や教育に携わる政治家として、また一人の親として、真摯に向き合っていかなければならない問題だと思い、あえて取り上げました。
放送の構成は・・・
◯近年のいじめをめぐる事件の振り返り
◯全国や静岡県でのいじめの実態
◯いじめの解消率
◯未然防止、早期発見、早期対応
◯表に出にくい最近のいじめ
◯子ども達の力を引き出す
◯傍観者を仲裁者へ
◯いじめ防止条例をつくろう
こんな流れになっています。
社会全体でいじめをなくしていくために、是非これを聴いて、何かを感じて頂けたら幸いです!
11月28日土曜日、浜松街中にあるカフェ「サンフェリーチェ」にて、第1回「ふじのくにカフェ〜静岡の若者と語る会」を開催しました。
これは、わが会派「ふじのくに県議団」が主催したもので、マニフェストで約束している6つの条例づくりに、若い皆さんの視点も積極的に取り入れていこうという目的があります。
ご覧の写真のように、当日は、学生を中心に一般参加者が11人。
議員メンバーが5人の総勢16人で会を進めていきました。
今回は、話し合うテーマを2つに限定。
一つは「いじめ問題」、もう一つは「グローバル人材育成」についてです。
はじめは、学生達にとっては議員相手ということもあり、少し硬さもありましたが、途中からは議論が白熱!
用意していた2時間があっという間に消化されていきました。
今回は第1回目ということもあり、まずはそれぞれの意見を広範囲に聞き出すことに重きをおいたため、中身の整理はこれからになりますが、継続的に関与してもらうことも狙いの一つ。
第2回は、おそらく静岡市内での開催になるかと思います。
また告知しますので、ぜひともお越しください。
もちろん、若者とうたっていますが、一般参加者も大歓迎です!