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委員会議事録(H27.10月決算審査)

静岡県議会では、例年10月に前年度の決算を審査する委員会が、議員全員参加で開催されます。

僕は、所属する「企画くらし環境委員会」の分科会で様々な審議を行いました。

その議事録を紹介しておきますね。

企画くらし環境委員会決算

 

ところで、この時は行政の広報媒体の広告収入やオープンデータ、ICT-BCPといったように、ICT系の質問を多くさせて頂きました。

僕は、決して専門家ではありませんが、県議会では一番の若手!

こうした取り組みを後押しする役割を忘れず、これからも時代の要請に応じた質問をしていきたいと思います。

受発注取引のトラブル防止に向けて。

少し前に、僕の議会質問で、下請け中小企業の現状と課題についてブログに書きました↓

守れ!下請け中小企業。

 

困っている下請け中小企業を守るために、適正な監視等いろんなことをやらなきゃいけないのは当然ですが、今回は、そうしたトラブルの未然防止の取り組みをご紹介。

公益社団法人 静岡県産業振興財団からのお知らせです↓

下請取引適正化講習会の開催

これは、発注側も受注側も聞いてためになる講習です。

浜松会場は6月1日。

静岡会場は6月7日。

富士会場は6月10日。

是非、この機会に知識を深められてはいかがでしょうか?

 

熊本地震への対応と本県のこれからの対策①

前回のブログで、静岡県の熊本地震に対する支援の経過や状況をお伝えしました。

あれから10日ほど経過し、さらにその輪が広がっていますので、そちらは県のホームページからご確認ください。

熊本地震への県の対応

 

祈り

さて、今回の地震で特徴的な被害は、ご承知の通り、地震動による建物の倒壊です。

しかも、度重なる余震によって、自宅の状態が怖くて帰れない。

→でも避難所では息がつまる。

→車中泊する。

→エコノミークラス症候群が懸念される。

こんな悪循環になっているというわけです。

 

実際に、本県の建築技術職員が現地に出向いて一番初めに行ったお手伝いが、被災した建物の応急危険度判定なんですね。

そして、今日現在までのその判定結果を確認したところ・・・

403件中、被災程度が少なく使用可能なものが、127件

立ち入る場合には、注意が必要なものとして、130件

立ち入ることが危険なものが、146件

このような状況になっています。

つまり、調査した建物の約3分の2は、普通の状態ではなくなってしまったということになります。

 

これらのことから、本県の今後の対策を考えるならば・・・

やはりそれは、建物の耐震化を今一度徹底するということだと思います。

もちろん、津波対策も重要で忘れてはなりませんが、一番最初に起こる地震動で決定的なダメージを受けることを避ける。

これが何より大事な視点です。

そういった意味では、静岡県はさすがに防災先進県であり、建物の耐震化率は国内トップクラスでありますが、それでもまだまだやるべき仕事はあります。

 

次回は、この建物の耐震化について、紹介していきたいと思います!

第9回ラジオ生放送「しずおかの食」

一つ前の収録分ですが、慌ててアップです(汗)

この回のテーマは、「しずおかの食」。

豊富に散らばる本県の食の魅力を紹介するのはもちろんのこと、問題となっている「食の安全」や「食品ロス」についても分かりやすく解説!

どうぞ、ご視聴ください!

ちなみに、写真は我が家のよくある風景、チーズフォンデュの食卓です。

しんのすけ通信第11号を掲載!

基本的に定例会後に執筆、発行している「しんのすけ通信」の第11号が完成しています。

第11号

ホームページのトップページも若干の衣装替えをし、以前よりも通信が見やすくなったと思いますので、ぜひご覧下さい!

今回は、平成28年度予算のトピックスを中心にお伝え。

また、問題となった野球場建設に関する記事も収録しています。

皆さまのご意見をお待ちしております!!

被災地の皆さまへ、お見舞い申し上げます。

4月14日から続いている、熊本地方を中心とする一連の地震災害で被災された皆さまに、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。

また、いち早く平穏な生活が戻られるよう、私たちも最大限の努力をして参ります。

 

さてここで、現在静岡県が取っている対応について、簡単にまとめておきます↓

まず、発災直後の14日、21:40に情報収集体制を構築

これによって、15日と17日に、危機管理課の職員2名ずつを派遣することになりました。

その後、15日の11:00〜危機管理連絡調整会議を開催

ここで、建築技術職員を17日〜19日にかけて、計6名派遣することが決定。

これは、主に被災した建物の応急危険度判定などをするためですね。

また引き続き第2陣として、20日〜22日にかけても、6名を派遣する予定です。

さらに、熊本県と静岡県は、災害時応援協定を結んでいますので、熊本県からの要請にもとづいて、毛布を既に1000枚配送済みとのこと。

 

また、警察も迅速な対応をしてくれています。

17日の4:44には、静岡県警察広域緊急援助隊77名が熊本県に到着

17日には、南阿蘇村などで捜索活動を実施

その他にも、県警ヘリコプターを飛ばして情報収集もしています。

もちろん、まだまだ救援支援することは沢山あると思いますが、被災地では余震が続く等、二次災害の危険もあることを踏まえると、まずは被災地側の要望にいつでも応えられる体制を敷いておくことが肝要です。

 

個人としては、私もボランティアをされるNPOさん等とも繋がっていますので、少しでもお役に立てるよう、情報収集を怠らないようにしていきたいと思います。

そして、以下の写真は、昨年12月に実施した地域の防災避難訓練の様子ですが、こうした活動の大切さを改めて訴え、行動に移していきたいと思います。

防災訓練2

↑段ボールを使った居住空間づくり

防災訓練4

↑スモークハウス体験

防災訓練5

↑中学生が活躍できる担架搬送

防災訓練3

↑仮設トイレの組み立て

防災訓練6

↑息を合わせてのバケツリレー

防災訓練1

↑防災ディレクターとして全体統括を務めました。

委員会議事録(H27.12月定例会②)

日本人は、消費者教育が弱いと言われています。

そのため、振り込め詐欺とか、様々なイザコザで困ってしまうことがあるんですよね・・・

12月の委員会では、この消費者教育についても触れました。

企画くらし環境委員会12月②

また、本会議でも取り上げた不妊治療についても再度指摘。

チェックしてみて下さい!

一般質問を振り返ってみました。

新年度に入り、この一年の議会スケジュールが徐々に分かってきましたが、僕の次の質問は6月定例会になる見込みです。

DSC_0504

 

でもその前に、昨年12月に行った一般質問を少し振り返ってみたいと思います。

1 浜松航空教育都市構想について

2 下請中小企業の振興について

3 ICTの活用による公共事業の生産性向上について

4 NPO等の活性化施策について

5 不妊治療支援策の充実強化について

6 18歳選挙権に伴う投票率向上施策について

7 いじめ防止対策について

それぞれに、ブログ記事を書いていますので、ぜひ一度ご覧下さい!

新カジポリ5「街頭県政報告会」

今回の新カジポリは、議会の定例会後に恒例として行っている、会派の街頭県政報告会の現場で撮影しました。

今回は、浜松市中区から出発し、南区、磐田市、袋井市、東区と回って帰ってきました。

演説した内容は・・・
◯本年度予算の概要
◯スポーツ王国しずおかの復活
◯新たな地域外交の展開
◯消防団の応援条例改正
◯浜松新野球場構想の真実
◯議会運営等改善検討委員会の報告
などなど。

すでにブログで紹介している内容もありますが、まだの部分については、今後ブログか「しんのすけ通信」で解説していきますね!

 

守れ!下請け中小企業。

先日の新聞に、「政府は4月から、大手製造業を対象に中小企業との取引条件を改善するよう要請する。」との記事がありました。

「中小製造業の多くが、納入先の大手企業から単価を引き下げられている」という調査結果が出たことで、中小企業にも賃上げをしてほしい政府が、ようやく本腰を入れ出したということになりますが、これはとても大事な視点です!

というのも、僕も地域の中小企業を回る機会が多々あるんですが、いわゆるアベノミクスの恩恵など、全然下に降りてきていないとの声が多数だからです。

仕事がないわけではない。

残業もあったりする。

でも、利益がついてこない・・・

これが、地方の中小企業の現状なのです。

 

そして、そうなっている原因の一つに、下請け取引の問題があります。

◯取引先からコストダウンを迫られる
◯消費税の増税分を転嫁しきれていない
◯支払いの遅延
◯買い叩き
◯型保管費用の負担
などなど。

もちろん、法的には下請代金支払遅延等防止法などが存在はしています。

しかし、基本的には取引の継続を望む中で、果たして弱者が強者に対してどれだけ噛み付いていけるか、実用的ではない面も色々と指摘されているようです。

 

そこで僕は、昨年12月の一般質問において、これらに関する質問をしました。

県としては、質問の趣旨を踏まえた上で、国や関係機関と連携して取り組んでいくとのことでしたので、冒頭のように国の姿勢が好転したことは、絶好のチャンスになります!

4月からの新年度、県にも頑張って動いてもらえるよう、積極的に行動していきたいと思います。

 

どうぞ、平成28年度も宜しくお願いいたします。

th_ふじのくに県民クラブ 集合写真

委員会議事録(H27.12月定例会①)

平成27年度も最後の日となりました。

いよいよ明日から新年度。

静岡県庁の組織も多少のマイナーチェンジが行われますが、注目は地域外交セクションを知事直轄組織にしたことです。

昨年12月の委員会では、その前段階の議論が行われました↓

企画くらし環境委員会12月①

一度、チェックしてみて下さい!

馬込川の河口を津波から守るために。

昨日3月23日、馬込川河口津波対策技術検討委員会を傍聴してきました。

IMG_3478

この委員会の経緯を簡単に説明しますと・・・

東日本大震災以降、各自治体における沿岸部への津波対策が急がれ出した。

浜松市については、幸運にも300億円の寄付金を得ることができ、現在、遠州灘沿岸部に17.5kmにおよぶ防潮堤を建設している。

これが完成(予定では2020年3月)すれば、相当な巨大津波にも耐えうる。

しかし、馬込川河口部には防潮堤が築けないため、そこから津波が遡上してくる可能性がある。

そこで、どういう対策をしたら良いかということを議論するために、この委員会が設置された・・・という流れであります。

 

今回が最後の委員会だったのですが、結論的には、従来型ではない新しい形の水門を導入することで考えがまとまったようです。

その新しい形というのが3つ提案されており、

①陸上設置型フラップゲート

②流起式可動防波堤

③ライジングセクタゲート

いずれも、東日本大震災の教訓を生かし、電源が喪失しても問題なく、危険を冒して水門を手動で締めることもなく、トータルコストも安くなるとのことでした。

あとは、これらを比較検討し、県としてどういう形の水門を設置するのかを決定していくことになります。

事業が確実に進んでいくよう、注視していきたいと思います!

 

新カジポリ4「ふじのくにシャツ発表会」

先日のブログでお知らせしたように、「ふじのくにシャツ」の発表会が開かれました。

今夏はふじのくにシャツで決めませんか?

今年は4種類の地場のシャツが認定されており、そのお披露目イベントを早速リポート!!

なかなか格好いいシャツが多く、選ぶのに困ってしまいそうです。

是非この夏は、ふじのくにシャツで涼しい夏を過ごしてみませんか!?

第8回ラジオ生放送「スポーツ王国しずおか」

少し遅くなりましたが、第8回のラジオ生放送の音源をアップしました!

今回のテーマは、僕も大好きなスポーツについて。

軽やかな気持ちでお聞き下されば嬉しいです!!

話の流れとしては・・・

◯静岡県のスポーツトピックス
◯伊豆ベロドロームでの東京五輪自転車競技開催
◯オリンピックに向けての本県の施策
◯ラグビーW杯の概要
◯生涯スポーツの重要性
◯これから始まる地域スポーツクラブ
◯県庁内に「スポーツ局」が設置

という感じです。

ちなみに、写真に写っているのが、伊豆ベロドロームですよ!

ぜひ、一度お出掛け下さいね!

「議会=時代遅れ」を打開せよ!

2月定例会も委員会審議の真っ最中。

th_CIMG5470

マスコミ・メディアは、こぞって浜松の篠原地区への野球場建設についての報道を続けているようです・・・

もちろん、これは浜松市から長年にわたって要望されてきたビッグプロジェクトですし、大事な案件に間違いありません。

しかし、残念ながら私たち県民は、その議論のやり取りを即座に詳しく知ることができません。

なぜならば、こうした大事な話を議論する場である「委員会」が、今時インターネット中継(録画すらも)されていないからです。

企画委員会5

そうなると、どうなるか?

情報を入手するのに頼りになるのは、新聞かテレビということになる。

すると、マスコミ・メディアが一部分を切り取った報道をすることによって、県民の皆様に誤った認識を植え付けてしまう可能性が生じてしまう。

実際に、冒頭の野球場の話も、委員会ではすごく良い意見も交わされているのに、世間では、「また川勝知事と自民党が対決してる」的なイメージばかりが膨らんでしまうということなんです。

 
では、こういう事態を打開するにはどうしたら良いか?

それは、「開かれた議会」をトコトン突き詰めていくことだと思います。

現在静岡県議会では、2年間かけて「議会運営等改善検討委員会」というものを設置し、僕もそのメンバーとして色々と発言させて頂いています↓

th_議会改善検討委員会

数の力で及ばないため、なかなか思うようにいかない場面が多いですが、それでも過去には、本会議での一問一答方式を導入したり、対面方式にしたりと、それなりの実績を踏んで参りました。

しかし、今期設置されたこの検討委員会では、まだ何の成果も上がっていません。

僕たちが提案した「県民と語る会」の実施、「委員会のインターネット中継」の実施、「通年議会」の実施、議会事務局機能の強化など、ことごとく自民党さんの慎重姿勢によってお蔵入りとなりました。。。

先述のように、リアルタイムで(あるいは録画で)本当の情報を得るために、委員会のインターネット中継は是非行うべきです!

また、これについてはアンケートも取ったんですが、回答者の7割が50歳以上だったにもかかわらず、その7割が必要性を認め、さらに半数が「実現したら見る」とお答えになったのです!!

加えて言えば、費用の面も工夫次第で抑えることも可能です。

 

この夏からは、18歳選挙権が始まります。

議会から、若者への主権者教育だの投票環境改善が大事だの、色々と注文が出ていますが、一番頑張らなきゃいけないのは政治家・議会です。

議会=時代遅れ

この現実を打開するために、皆さまからの声を是非お寄せ下さい!!