「山崎しんのすけ通信」は、発行と同時に「議会活動紹介」でPDFにして掲載していますが、紙面の制約上、書き尽くせなかった記事や後日談などを、ここで紹介していきます。
まずは、創刊号の「富士山」関連について。
ご案内の通り、6月に世界文化遺産に登録され、様々な不安要素を抱えながらも今夏を乗り越えたわけですが、意外にも登山者数は伸びませんでした。
結果は、富士宮口・御殿場口・須走口の静岡県側からの登山者が131,001人で、昨年の128,794人と比べると微増。山梨県側も加えた総合計では310,721人で、昨年の318,565人よりも少なかったのです。
これには、マイカー規制が大きく影響したと考えられますが、あまりにもインパクトの強い世界遺産登録というタイミングでの登山に、混むだろうという心理的な要素も加わったのかもしれません。
また、今回行われた富士山保全協力金の社会実験では、34,300人を超える方々に協力を頂き、3,412万円余を回収することができました。
この結果やアンケートを考慮し、今後の入山料の設定について方向性を出していくことになりますが、私は応分の負担を求めることに賛成です。
なぜならば、指摘されているようにトイレや環境保全の対策の一助となるのはもちろんのこと、自分自身も過去2回の登頂経験がありますが、負担をするだけの価値が富士山にはあると考えているからです。